
卖家暂未授权典枢平台对该文件进行数据验证,您可以向卖家
申请验证报告
。 数据描述
目录
Content
Chapter_1
Chapter_2
Chapter_1
多事争論2005月別リスト
2005年1月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
1/31 公共放送〈朝日新聞との対立はNHKのあり方を考える良い機会〉
1/27 閉じるな〈国?組織が行き詰まらない様に「開ける努力」が必要〉
1/24 圧力〈NHKはどこまで権力を監視する役割を果たせるのか〉
1/20 どこへ〈財界リーダー宅に実弾、「戦後」はどこに向かうのか〉
1/17 忘れない〈人命被害を最少にする事が神戸の教訓を生かす道〉
1/13 コンプライアンス〈NHK番組問題はあらゆるメディアに共通のテーマ〉
1/12 21条〈自由にものを言う雰囲気を無くして事が進むのは危険〉
1/11 病と付き合う〈偏見を持たずに正面から向き合う事が大事〉
1/6 還暦〈戦後60年、選択の賢さが求められている年〉
2005年2月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
2/22 造友有理?〈ライブドアのニッポン放送株買収 巷の反応とその背景〉
2/17 プランB〈京都議定書の問題とこれからの経済の在り方〉
2/15 エイジズム〈大定年時代を前に年齢差別の問題をどうするのか〉
2/10 大事〈ゆるがせにすべきことではない北朝鮮の核〉
2/9 チャンス〈W杯最終予選は北朝鮮に外の情報を伝える好機〉
2/3 イエローカード〈花粉症は人間の都合で自然環境を変えたことへの警告〉
2/2 アジア文化圏〈文化の面でも交流し合える可能性が見えてきたアジア〉
2/1 告発〈続く内部告発の背景と組織を守るための対策〉
2005年3月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
3/31 本丸〈郵政民営化を国民に問うのも1つの方法である〉
3/30 教訓〈失敗に正面から向き合うことがあらゆる問題で大切〉
3/29 火事場泥〈震災後の治安維持を心配せずに済む国を維持したい〉
3/28 しにせ〈番組リニューアルを迎え「老舗」として考えること〉
3/10 焼夷弾、学童疎開、戦災孤児〈戦争を説明する時にまず言葉の説明が必要な時代〉
3/7 風評〈風評被害に打撃を受ける新潟を訪れてみよう〉
3/2 東アジア共同体〈注目されるアジアの知恵を生かした結びつき〉
2005年4月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
4/28 パンクチュアル〈JR福知山線脱線事故の背景にある「時間への執着」〉
4/21 他者〈ますます下手になった自分以外の者との関係の作り方〉
4/20 水を差す〈憲法改正 国民の低い関心と政治の優先順位〉
4/19 愛国無罪〈日中?日韓関係のためにやらない方が良いこと〉
4/14 ご近所計画〈領土?歴史問題からやや離れて近所の国と対応すべき〉
4/11 番犬〈マスメディアは権力を監視する努力をしないといけない〉
4/7 非ベッドタウン〈大定年時代に地域社会をどう作るかが今後の課題〉
4/6 不可解〈不可解な郵政民営化に国民の関心が遠のくのは当然〉
4/5 向う三軒両隣り〈将来の近隣諸国との関係をどうやって作るのか〉
2005年5月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
5/31 象徴的〈脱線事故は社会の中にあった何かを覗かせている〉
5/30 戦陣訓〈元日本兵の生存情報と過去は断ち切れていない〉
5/26 綾の森?回廊〈照葉樹林の保護?復元を官民共同で行う新しい動き〉
5/23 談合国家〈橋梁談合の背景にある「政?官?行」の仕組み〉
5/19 ヒマネタ〈動物と隔絶して進歩した社会は本当に良い社会か〉
5/18 異国〈違う国同士の協力には限界があることを心得るべき〉
5/17 プライド〈JR西の懲罰体質は事故の責任より大きな幹部の責任〉
5/16 有明の海〈福岡高裁が諫早湾干拓事業の工事差し止め取り消し〉
5/12 no-win〈日中の不安定が好都合な他国、得る事のない日本〉
5/10 成熟度〈ドイツにユダヤ人慰霊碑完成、歴史問題は成熟度が鍵〉
5/5 大人の日〈大人はせこくない状況の中で子供と接しているか〉
5/4 夏時間〈現実的になってきたサマータイム導入と成功の決め手〉
5/2 90秒〈「90秒の遅れ」から時間をどう使う社会を作るのか月別リスト〉
2005年6月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
6/30 自己責任?〈政府の対応を追求することが私たちの責任ではないか〉
6/28 612万円〈橋梁談合の「仕組み」をきちんと捜査してほしい〉
6/23 少数派〈沖縄が問い続けている日本の民主主義の質〉
6/13 国益〈文科相発言に波紋、やめてほしい政治家の問題発言〉
6/9 付き合い〈近隣との関係が悪いと日本の常任理入りも難しくなる〉
6/6 かりゆし〈クール?ビズは社会が服装の自由を持てるかが大事〉
6/2 絆(きずな)〈日中?日韓が緊張関係にあるからこそ大事にしたい絆〉
6/1 制度、作動す〈三権とマスメディアがきちんと作動したウォーターゲート〉
2005年7月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
7/20 またもや!〈常に遅い日本の規制~深刻になっていくアスベスト問題〉
7/13 旧敵国〈安保理拡大問題では米に苛立ってもいいのではないか〉
7/11 思うツボ〈今度はロンドンで同時テロ、世界がすべきテロ対策とは〉
7/6 票差〈郵政法案「5票差で衆院通過」に冷めた感じがする理由〉
2005年8月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
8/30 主役〈この国に変化を起こすことができるのは私たち有権者〉
8/29 刺客〈「刺客」やめてと申し入れ、自民にその資格があるのか〉
8/25 よく学ぶとは〈選挙でも議論を広めてもらいたい子供の教育と将来〉
8/18 いい加減〈選挙で黒白をつけようとする社会を選択すべきなのか〉
8/15 和解〈他国と戦争の体験など話をする機会を増やしていこう〉
8/5 中二日〈長崎原爆の意味を遠慮なく考えてもいいのではないか〉
8/4 「過ち」〈被爆60年 ~原爆の記憶を風化させないために〉
8/3 自己責任?〈議員に賛否の自由があり票が読めない郵政法案〉
2005年9月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
9/28 小選挙区マジック!?(岸井成格)〈選挙で明らかになった政権交代の可能性〉
9/27 新?中流生活時代を(嶌信彦)〈本当にお金のかからないような構造改革で日本に活力を〉
9/26 塚も動け(田勢康弘)〈芭蕉と小杉一笑の関係に見る師弟関係の勧め〉
9/21 護民官〈悪名?警戒から晩年は高評価、後藤田元副総理が死去〉
9/15 恩師〈教育が荒廃している日本と成功しているフィンランド〉
9/14 真面目〈小選挙区制の特徴と評価されなかった岡田代表のまじめさ〉
9/12 民意〈次回の選挙で有権者はまた主役の座を取り戻したい〉
9/9 私たちの選択〈衆院選では後悔することのないように一票を使いたい〉
9/8 民ってだれ!〈自分がどんな民であるかを考えた上での投票が大事〉
9/5 大合唱〈選挙に関する梅原猛さんの憂いが杞憂であればいい〉
2005年10月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
10/27 隠れ家〈「愛国心」が健全で自然であるために必要なこと〉
10/24 共謀者〈共謀罪が審議入り~漠然とした法律ほど怖いものはない〉
10/20 お客様は神様〈選手もファンも熱気あるゲームが続いたホークスとロッテ〉
10/18 特攻〈どういう日本を作っていくか問われているのが靖国問題〉
10/13 勝ちすぎ〈小泉政権の下、本当の改革が進む方向に動いて欲しい〉
10/12 監視匿名社会〈教育現場など過剰な人権保護は社会とバランスが必要〉
10/10 兵はどこから〈憲法9条改正は具体的な事を考えながら議論すべき〉
10/6 外濠〈国民投票法案が審議入りしたが大事なのは憲法の議論〉
10/5 大願成就/同工異曲/周知徹底/安寧秩序/良風美俗〈若者の世界から日本語がどんどんと消えていっている〉
10/4 曳光弾〈26歳新人とベテラン議員のどちらが国のためになるか〉
10/3 17年目〈この1年果たしていきたい番組の役割を節目に考える〉
2005年11月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
11/28 悪者探し〈誰が悪いではなく問題の所在がどこにあるかが重要〉
11/24 強度不足?〈耐震強度偽造問題、国の仕組みは国民を守れるのか〉
11/21 夜警国家〈耐震強度偽造のような事件の時に政府はきちんと機能を〉
11/17 情報過疎〈バランス良く世界の情報が入ってこないことの危険性〉
11/14 仮想人間〈高校生の事件が続くが現実をどう生きるか考えるべき〉
11/10 14都道県〈独立国と言えないような米軍基地だらけの日本の現状〉
11/8 比例〈災害時のマスメディア露出量と義援金の集まり方の関係〉
11/7 べらぼーな話〈米軍基地移設費用を負担する必要がどこにあるのか〉
11/2 『くに』が消える〈「人災」とも呼べるような市町村合併が進んでいる〉
11/1 役人〈消費者が自己責任を果たせるようするのも政府の役割〉
2005年12月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
12/22 大変〈予測より早い日本の人口減少について色々考えたい〉
12/21 「再編」とは〈米軍の都合だけの再編なら疑問を抱かざるをえない〉
12/19 腑に落ちない!〈解明しないと全体が見えない強度偽装問題の論点〉
12/13 孤立〈日本にとって必要なのはもっとアジアに目を向けること〉
12/12 発熱中〈会話のない日中関係で最も失うものが多いのは日本〉
12/5 女児〈コミュニケーションを取れない人が増える社会の悪循環〉
12/1 マイ流行語/下流社会/LOHAS〈今年をある断面で示している「マイ流行語」を選出〉
→→→→→→→→→ News23 多事争論 2005年1月 ←←←←←←←←←
■ 1月31日(月) 「公共放送 」
朝日新聞とNHKとの対立は、31日が双方が求めている回答期限のはずですが、今のところ両方とも沈黙を守っております。しかし、この一連の出来事は、NHKのあり方を考える良い機会ではあります。
NHKと私が身を置いておりますこの民間放送にはいろいろな違いがありますが、海外取材で民放側の現場で一番腹を立てているのは、海外ではしばしばNHKが「国営放送」を名乗ることであります。もちろん国内では「公共放送」という事になっております。
しかしながら、特殊法人であるNHKは、その予算?事業計画について国会の審議を経なければならなくて、政治家、特に政府与党に首根っこを抑えられている。そういう点ではむしろ国営放送を名乗った方がすっきりするのではないかという面もあります。しかしNHKの予算そのものは、私たちの受信料でまかなっているわけですから、そこに政治家の政治が働いてくるというのは、この仕組みそのものが奇妙だとも言えます。
そうなりますと、さらに不思議なのは、あれだけ全て民営化、民営化と言っている小泉さんが、NHKについては民営化についてその気が無いことでありますが、しかし、これも一つの選択ではないかと思います。
「国営」か「民営」か、そして近頃では「NHKそのものがいらない」という議論もありますが、その他にもいろんな選択があるはずであります。そういう事を含めてNHKがどうあるべきか、根本的なことで考え議論をする良い機会のはずであります。
■ 1月27日(木) 「閉じるな」
愛媛県警をめぐるニュースもおそらくその一つの例だと思われますが、私たちの国のあらゆる組織、集団でこれまでは内部ルールで良いと思われていたことは、今ではそれは良くないんだという、いわばルールの変更というものが進んでいまして、そして多くの組織がそれに苦しんだり、のたうち回ったりしております。
コンプライアンス、法令遵守ということはしきりに言われたり、あるいは内部告発を進める動きがあるというのも、そのためだろうと思います。
そういう場面になったときに対応すべきやり方というのは二つあります。一つは、とにかく今までのやり方を続けると。そしてバレないようにいろんな事をする、あるいはそれを抑え込む、ということでありますが、もう一つは、もうこの際、新たなルールに移行するためにウミを出して、苦しみはありますけれども、次の段階に進もうというやり方であります。同じ警察組織でもずいぶん各県でばらつきがみえるのは、多分この違いが出てくるからだろうと思います。
そういう場面になったときに対応すべきやり方というのは二つあります。一つは、とにかく今までのやり方を続けると。そしてバレないようにいろんな事をする、あるいはそれを抑え込む、ということでありますが、もう一つは、もうこの際、新たなルールに移行するためにウミを出して、苦しみはありますけれども、次の段階に進もうというやり方であります。同じ警察組織でもずいぶん各県でばらつきがみえるのは、多分この違いが出てくるからだろうと思います。
しかし組織だけではなくて国についてもそうでありまして、26日に出ました東京都の外国人の管理職試験が受けられないということをめぐる合憲判決でありますけれども、しかしよく考えてみますと、なぜ新しいルールに移らなきゃいけないかといえば、そのほうが組織にとって有利だからであります。あるいはそのほうが健康だからであります。
そう考えますと、例えばこれから日本人の人口が減っていく時に、外国人の介護士に頼らなければいけない、こういう状況の時にああいう閉じる判決を出して私たちの国の利益はあるのかどうか。とにかく閉じることを止めるといいましょうか、なるだけ開ける努力をしないと、あらゆる組織も国も行き詰まってしまうのではないかと私は思います。
■ 1月24日(月) 「圧力」
NHKの番組改編とそれに政治家がどう関与したかをめぐって、それを最初に伝えた朝日新聞とNHKの間で、激しいやりあいが続いております。私自身も自分の説明や弁明、あるいは局の事を語る時に、いわば私的なことに近いので、どのくらい電波を使っていいのかいつもやきもきするんですが、今回の両者の対立というのは多大な時間、たっぷりした時間?スペースを使っていて羨ましく感じることもあります。
さて、この問題が起きてから、よく私自身も「圧力というのは色々あるんですか」という質問をやたらにされます。私は「もちろん」といつも答えております。第一に、どんな仕事だろうと、どんな世界だろうと圧力というものはあります。民放でニュースの番組をやるということは、三重苦の中での仕事だと私はよく言っているんですが、しかし、圧力が何もない真空の状態で仕事をして何がおもしろいかと一方では思います。
第二に圧力というのは、これが圧力ですよと相手があからさまに言うことはまずありません。今回のケースでありますけれども、予算審議が国会で行われるNHKの場合は、いわばそれが人質に取られている中で、事業計画の説明をし、番組について公正?公平にやってもらいたいと、そういう言葉が出た時に、それを圧力と感じないというのは、よほど鈍感な話だろうと思います。
一番の問題は、そういう中で、どこまで自分たちが自分たちのペースを保ち得るかということです。マスメディアはよく第4の権力と言われますけれども、どこかの権力に従うような報道をするということになれば、これは独立した権力とはとても言えないであろうと思います。今回の問題は、NHKという放送機関がどこまでいわば権力を監視する役割
Content
Chapter_1
Chapter_2
Chapter_1
多事争論2005月別リスト
2005年1月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
1/31 公共放送〈朝日新聞との対立はNHKのあり方を考える良い機会〉
1/27 閉じるな〈国?組織が行き詰まらない様に「開ける努力」が必要〉
1/24 圧力〈NHKはどこまで権力を監視する役割を果たせるのか〉
1/20 どこへ〈財界リーダー宅に実弾、「戦後」はどこに向かうのか〉
1/17 忘れない〈人命被害を最少にする事が神戸の教訓を生かす道〉
1/13 コンプライアンス〈NHK番組問題はあらゆるメディアに共通のテーマ〉
1/12 21条〈自由にものを言う雰囲気を無くして事が進むのは危険〉
1/11 病と付き合う〈偏見を持たずに正面から向き合う事が大事〉
1/6 還暦〈戦後60年、選択の賢さが求められている年〉
2005年2月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
2/22 造友有理?〈ライブドアのニッポン放送株買収 巷の反応とその背景〉
2/17 プランB〈京都議定書の問題とこれからの経済の在り方〉
2/15 エイジズム〈大定年時代を前に年齢差別の問題をどうするのか〉
2/10 大事〈ゆるがせにすべきことではない北朝鮮の核〉
2/9 チャンス〈W杯最終予選は北朝鮮に外の情報を伝える好機〉
2/3 イエローカード〈花粉症は人間の都合で自然環境を変えたことへの警告〉
2/2 アジア文化圏〈文化の面でも交流し合える可能性が見えてきたアジア〉
2/1 告発〈続く内部告発の背景と組織を守るための対策〉
2005年3月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
3/31 本丸〈郵政民営化を国民に問うのも1つの方法である〉
3/30 教訓〈失敗に正面から向き合うことがあらゆる問題で大切〉
3/29 火事場泥〈震災後の治安維持を心配せずに済む国を維持したい〉
3/28 しにせ〈番組リニューアルを迎え「老舗」として考えること〉
3/10 焼夷弾、学童疎開、戦災孤児〈戦争を説明する時にまず言葉の説明が必要な時代〉
3/7 風評〈風評被害に打撃を受ける新潟を訪れてみよう〉
3/2 東アジア共同体〈注目されるアジアの知恵を生かした結びつき〉
2005年4月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
4/28 パンクチュアル〈JR福知山線脱線事故の背景にある「時間への執着」〉
4/21 他者〈ますます下手になった自分以外の者との関係の作り方〉
4/20 水を差す〈憲法改正 国民の低い関心と政治の優先順位〉
4/19 愛国無罪〈日中?日韓関係のためにやらない方が良いこと〉
4/14 ご近所計画〈領土?歴史問題からやや離れて近所の国と対応すべき〉
4/11 番犬〈マスメディアは権力を監視する努力をしないといけない〉
4/7 非ベッドタウン〈大定年時代に地域社会をどう作るかが今後の課題〉
4/6 不可解〈不可解な郵政民営化に国民の関心が遠のくのは当然〉
4/5 向う三軒両隣り〈将来の近隣諸国との関係をどうやって作るのか〉
2005年5月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
5/31 象徴的〈脱線事故は社会の中にあった何かを覗かせている〉
5/30 戦陣訓〈元日本兵の生存情報と過去は断ち切れていない〉
5/26 綾の森?回廊〈照葉樹林の保護?復元を官民共同で行う新しい動き〉
5/23 談合国家〈橋梁談合の背景にある「政?官?行」の仕組み〉
5/19 ヒマネタ〈動物と隔絶して進歩した社会は本当に良い社会か〉
5/18 異国〈違う国同士の協力には限界があることを心得るべき〉
5/17 プライド〈JR西の懲罰体質は事故の責任より大きな幹部の責任〉
5/16 有明の海〈福岡高裁が諫早湾干拓事業の工事差し止め取り消し〉
5/12 no-win〈日中の不安定が好都合な他国、得る事のない日本〉
5/10 成熟度〈ドイツにユダヤ人慰霊碑完成、歴史問題は成熟度が鍵〉
5/5 大人の日〈大人はせこくない状況の中で子供と接しているか〉
5/4 夏時間〈現実的になってきたサマータイム導入と成功の決め手〉
5/2 90秒〈「90秒の遅れ」から時間をどう使う社会を作るのか月別リスト〉
2005年6月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
6/30 自己責任?〈政府の対応を追求することが私たちの責任ではないか〉
6/28 612万円〈橋梁談合の「仕組み」をきちんと捜査してほしい〉
6/23 少数派〈沖縄が問い続けている日本の民主主義の質〉
6/13 国益〈文科相発言に波紋、やめてほしい政治家の問題発言〉
6/9 付き合い〈近隣との関係が悪いと日本の常任理入りも難しくなる〉
6/6 かりゆし〈クール?ビズは社会が服装の自由を持てるかが大事〉
6/2 絆(きずな)〈日中?日韓が緊張関係にあるからこそ大事にしたい絆〉
6/1 制度、作動す〈三権とマスメディアがきちんと作動したウォーターゲート〉
2005年7月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
7/20 またもや!〈常に遅い日本の規制~深刻になっていくアスベスト問題〉
7/13 旧敵国〈安保理拡大問題では米に苛立ってもいいのではないか〉
7/11 思うツボ〈今度はロンドンで同時テロ、世界がすべきテロ対策とは〉
7/6 票差〈郵政法案「5票差で衆院通過」に冷めた感じがする理由〉
2005年8月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
8/30 主役〈この国に変化を起こすことができるのは私たち有権者〉
8/29 刺客〈「刺客」やめてと申し入れ、自民にその資格があるのか〉
8/25 よく学ぶとは〈選挙でも議論を広めてもらいたい子供の教育と将来〉
8/18 いい加減〈選挙で黒白をつけようとする社会を選択すべきなのか〉
8/15 和解〈他国と戦争の体験など話をする機会を増やしていこう〉
8/5 中二日〈長崎原爆の意味を遠慮なく考えてもいいのではないか〉
8/4 「過ち」〈被爆60年 ~原爆の記憶を風化させないために〉
8/3 自己責任?〈議員に賛否の自由があり票が読めない郵政法案〉
2005年9月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
9/28 小選挙区マジック!?(岸井成格)〈選挙で明らかになった政権交代の可能性〉
9/27 新?中流生活時代を(嶌信彦)〈本当にお金のかからないような構造改革で日本に活力を〉
9/26 塚も動け(田勢康弘)〈芭蕉と小杉一笑の関係に見る師弟関係の勧め〉
9/21 護民官〈悪名?警戒から晩年は高評価、後藤田元副総理が死去〉
9/15 恩師〈教育が荒廃している日本と成功しているフィンランド〉
9/14 真面目〈小選挙区制の特徴と評価されなかった岡田代表のまじめさ〉
9/12 民意〈次回の選挙で有権者はまた主役の座を取り戻したい〉
9/9 私たちの選択〈衆院選では後悔することのないように一票を使いたい〉
9/8 民ってだれ!〈自分がどんな民であるかを考えた上での投票が大事〉
9/5 大合唱〈選挙に関する梅原猛さんの憂いが杞憂であればいい〉
2005年10月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
10/27 隠れ家〈「愛国心」が健全で自然であるために必要なこと〉
10/24 共謀者〈共謀罪が審議入り~漠然とした法律ほど怖いものはない〉
10/20 お客様は神様〈選手もファンも熱気あるゲームが続いたホークスとロッテ〉
10/18 特攻〈どういう日本を作っていくか問われているのが靖国問題〉
10/13 勝ちすぎ〈小泉政権の下、本当の改革が進む方向に動いて欲しい〉
10/12 監視匿名社会〈教育現場など過剰な人権保護は社会とバランスが必要〉
10/10 兵はどこから〈憲法9条改正は具体的な事を考えながら議論すべき〉
10/6 外濠〈国民投票法案が審議入りしたが大事なのは憲法の議論〉
10/5 大願成就/同工異曲/周知徹底/安寧秩序/良風美俗〈若者の世界から日本語がどんどんと消えていっている〉
10/4 曳光弾〈26歳新人とベテラン議員のどちらが国のためになるか〉
10/3 17年目〈この1年果たしていきたい番組の役割を節目に考える〉
2005年11月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
11/28 悪者探し〈誰が悪いではなく問題の所在がどこにあるかが重要〉
11/24 強度不足?〈耐震強度偽造問題、国の仕組みは国民を守れるのか〉
11/21 夜警国家〈耐震強度偽造のような事件の時に政府はきちんと機能を〉
11/17 情報過疎〈バランス良く世界の情報が入ってこないことの危険性〉
11/14 仮想人間〈高校生の事件が続くが現実をどう生きるか考えるべき〉
11/10 14都道県〈独立国と言えないような米軍基地だらけの日本の現状〉
11/8 比例〈災害時のマスメディア露出量と義援金の集まり方の関係〉
11/7 べらぼーな話〈米軍基地移設費用を負担する必要がどこにあるのか〉
11/2 『くに』が消える〈「人災」とも呼べるような市町村合併が進んでいる〉
11/1 役人〈消費者が自己責任を果たせるようするのも政府の役割〉
2005年12月
ON AIR タイトル〈テーマ〉
12/22 大変〈予測より早い日本の人口減少について色々考えたい〉
12/21 「再編」とは〈米軍の都合だけの再編なら疑問を抱かざるをえない〉
12/19 腑に落ちない!〈解明しないと全体が見えない強度偽装問題の論点〉
12/13 孤立〈日本にとって必要なのはもっとアジアに目を向けること〉
12/12 発熱中〈会話のない日中関係で最も失うものが多いのは日本〉
12/5 女児〈コミュニケーションを取れない人が増える社会の悪循環〉
12/1 マイ流行語/下流社会/LOHAS〈今年をある断面で示している「マイ流行語」を選出〉
→→→→→→→→→ News23 多事争論 2005年1月 ←←←←←←←←←
■ 1月31日(月) 「公共放送 」
朝日新聞とNHKとの対立は、31日が双方が求めている回答期限のはずですが、今のところ両方とも沈黙を守っております。しかし、この一連の出来事は、NHKのあり方を考える良い機会ではあります。
NHKと私が身を置いておりますこの民間放送にはいろいろな違いがありますが、海外取材で民放側の現場で一番腹を立てているのは、海外ではしばしばNHKが「国営放送」を名乗ることであります。もちろん国内では「公共放送」という事になっております。
しかしながら、特殊法人であるNHKは、その予算?事業計画について国会の審議を経なければならなくて、政治家、特に政府与党に首根っこを抑えられている。そういう点ではむしろ国営放送を名乗った方がすっきりするのではないかという面もあります。しかしNHKの予算そのものは、私たちの受信料でまかなっているわけですから、そこに政治家の政治が働いてくるというのは、この仕組みそのものが奇妙だとも言えます。
そうなりますと、さらに不思議なのは、あれだけ全て民営化、民営化と言っている小泉さんが、NHKについては民営化についてその気が無いことでありますが、しかし、これも一つの選択ではないかと思います。
「国営」か「民営」か、そして近頃では「NHKそのものがいらない」という議論もありますが、その他にもいろんな選択があるはずであります。そういう事を含めてNHKがどうあるべきか、根本的なことで考え議論をする良い機会のはずであります。
■ 1月27日(木) 「閉じるな」
愛媛県警をめぐるニュースもおそらくその一つの例だと思われますが、私たちの国のあらゆる組織、集団でこれまでは内部ルールで良いと思われていたことは、今ではそれは良くないんだという、いわばルールの変更というものが進んでいまして、そして多くの組織がそれに苦しんだり、のたうち回ったりしております。
コンプライアンス、法令遵守ということはしきりに言われたり、あるいは内部告発を進める動きがあるというのも、そのためだろうと思います。
そういう場面になったときに対応すべきやり方というのは二つあります。一つは、とにかく今までのやり方を続けると。そしてバレないようにいろんな事をする、あるいはそれを抑え込む、ということでありますが、もう一つは、もうこの際、新たなルールに移行するためにウミを出して、苦しみはありますけれども、次の段階に進もうというやり方であります。同じ警察組織でもずいぶん各県でばらつきがみえるのは、多分この違いが出てくるからだろうと思います。
そういう場面になったときに対応すべきやり方というのは二つあります。一つは、とにかく今までのやり方を続けると。そしてバレないようにいろんな事をする、あるいはそれを抑え込む、ということでありますが、もう一つは、もうこの際、新たなルールに移行するためにウミを出して、苦しみはありますけれども、次の段階に進もうというやり方であります。同じ警察組織でもずいぶん各県でばらつきがみえるのは、多分この違いが出てくるからだろうと思います。
しかし組織だけではなくて国についてもそうでありまして、26日に出ました東京都の外国人の管理職試験が受けられないということをめぐる合憲判決でありますけれども、しかしよく考えてみますと、なぜ新しいルールに移らなきゃいけないかといえば、そのほうが組織にとって有利だからであります。あるいはそのほうが健康だからであります。
そう考えますと、例えばこれから日本人の人口が減っていく時に、外国人の介護士に頼らなければいけない、こういう状況の時にああいう閉じる判決を出して私たちの国の利益はあるのかどうか。とにかく閉じることを止めるといいましょうか、なるだけ開ける努力をしないと、あらゆる組織も国も行き詰まってしまうのではないかと私は思います。
■ 1月24日(月) 「圧力」
NHKの番組改編とそれに政治家がどう関与したかをめぐって、それを最初に伝えた朝日新聞とNHKの間で、激しいやりあいが続いております。私自身も自分の説明や弁明、あるいは局の事を語る時に、いわば私的なことに近いので、どのくらい電波を使っていいのかいつもやきもきするんですが、今回の両者の対立というのは多大な時間、たっぷりした時間?スペースを使っていて羨ましく感じることもあります。
さて、この問題が起きてから、よく私自身も「圧力というのは色々あるんですか」という質問をやたらにされます。私は「もちろん」といつも答えております。第一に、どんな仕事だろうと、どんな世界だろうと圧力というものはあります。民放でニュースの番組をやるということは、三重苦の中での仕事だと私はよく言っているんですが、しかし、圧力が何もない真空の状態で仕事をして何がおもしろいかと一方では思います。
第二に圧力というのは、これが圧力ですよと相手があからさまに言うことはまずありません。今回のケースでありますけれども、予算審議が国会で行われるNHKの場合は、いわばそれが人質に取られている中で、事業計画の説明をし、番組について公正?公平にやってもらいたいと、そういう言葉が出た時に、それを圧力と感じないというのは、よほど鈍感な話だろうと思います。
一番の問題は、そういう中で、どこまで自分たちが自分たちのペースを保ち得るかということです。マスメディアはよく第4の権力と言われますけれども、どこかの権力に従うような報道をするということになれば、これは独立した権力とはとても言えないであろうと思います。今回の問題は、NHKという放送機関がどこまでいわば権力を監視する役割

多事争论1
340.98KB
申请报告